大浦川は、沖縄本島北部・名護市の東海岸沿いにあり、1995年10月に名護市指定天然記念物に登録された広大なマングローブ林を有するエリアです。沖縄本島では、世界自然遺産に登録された沖縄本島北部・やんばるの慶佐次川に次ぐマングローブ面積を誇り、自然が多く残るエリアでもあるので、喧騒を離れてのんびりとマングローブ林を満喫することができます。沖縄本島の西海岸などに比べて観光客の往来が少ない地域となるため、よりプライベート感を満喫したい方へはうってつけのポイントと言えそうです。
大浦川は本島北部・名護市の東海岸にあるため、本島中南部や西海岸を拠点とした際のアクセスは決して良いとは言えませんが、沖縄本島屈指のリゾートエリア「恩納村」からであれば車で30~40分、名護市街地であれば15~20分ほどでアクセスが可能なため、大自然(マングローブ林)での体験をプライベート感覚で満喫したいが、慶佐次川までは旅程上時間が足りない、という場合にもおすすめのエリアと言えるでしょう。
5mを超える高木オヒルギの群生地や潮の満ち引きによって出会える多種多少な生物など、見どころも豊富ではありますが、潮の干潮の関係でツアー開催を行える時間が限られているので、参加希望日の開催時間を予め確認しておくことをおすすめします。
【移動距離】約78.2km(沖縄自動車道経由):那覇空港~大浦川(わんさか大浦パーク)まで。