沖縄の冬の平均気温・海水温
亜熱帯気候の沖縄。年間で最も気温が低くなるのは、1月~2月ですが、17℃前後までしか気温は下がりません(※月間の平均気温なので、日によっては17℃を下回る日もあります)。
東京で言えば、5月・10月くらいの気温ですが、冬の沖縄は、風が吹く日が多く、実際の気温よりも体感温度は寒く感じるので、防寒対策はしっかりしておきましょう。
一方、海水温は気温の1~2ヶ月遅れで推移するので、最も低くなるのは2~3月頃。この時季でさえ、月平均の海水温は20℃以上あります。
これは、関東近海と比較すると、6月・11月並の海水温です。「6月に海は寒いなぁ~」とお思いの方。心配ありません。確かに、いくら沖縄とはいえ、冬(12月~3月)に水着で海水浴は寒いですが、ダイビングやシュノーケリングでは保温性のあるウェットスーツを着用するので、年間を通して楽しむ事ができます。
冬場は、沖縄旅行の閑散期なので航空券・ホテル料金は、夏場のハイシーズンに比べると下がります。また、冬限定の沖縄アクティビティである、ホエールウォッチングなども楽しめるので、土日や祝日などの連休で旅行を考えている方は、沖縄旅行も検討されてみてはいかがでしょうか。旅行者が少ないこの時季だから体験できる、プライベート感たっぷりの海を楽しみましょう!
冬の沖縄 おすすめの服装は?
沖縄の冬は"本州の秋"、"北海道の春先"に合った服装でOK
冬といっても、沖縄は平均気温が10℃を下回ることがありません。
しかし、沖縄は海に囲まれた島なので、冬の海風に当たると実際の気温よりも体感温度が低く寒く感じます。
防寒より防風を意識して、風を通さないジャケットを一枚持っておくと安心でしょう。
冬の日差しにも要注意!
天気の良い日中は日差しも強くなるため、日焼けが気になる方は日焼け対策も忘れずに。
また、日差しによって車の中や屋内は暑いと感じることもあるため、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
冬に青の洞窟を楽しむ3つのメリット
1少人数でゆったり青の洞窟を満喫できる
夏はダイバーやシュノーケリングを楽しむ人で混雑する青の洞窟も、冬であれば少人数でゆったり満喫できます。少人数グループであれば、ガイドも一人一人に目が行き届くため安心です。周りを気にせず、自分のペースでマリンレジャーを楽しみたい人は、プライベート感が味わえる冬場がおすすめです。
また、青の洞窟へ降りる階段は夏場のように長蛇の列になる事もなく、海までの移動時間が短縮できる上に、駐車場・シャワーなどの施設利用においても、余裕を持って過ごすことができます。時間を効率的に使うことができるのは、冬ならではの魅力の1つです。
2冬は海水の透明度が高くなる
一般的に、「冬の海は透明度が高い」と言われています。その理由は、水温が低くなるとプランクトンが少なくなり、海水の透明度が高くなるからです。また、青の洞窟のような、人気スポットの場合、人の多さによって、海の透明度は変化します。人の多い夏場は、海底の砂が舞い上がったり、海中にいるダイバーが吐いた息(気泡)で視界が悪くなったりする事もありますが、冬場は観光客が少ないので、自然のままの綺麗で澄んだ景色を見ることができます。
夏も透明度が高い沖縄の海ですが、海中の景色や生き物を、より鮮明に見たい場合は、冬もおすすめのシーズンです。
3出会える生き物たちの変化を楽しめる
同じスポットであっても、見ることができる生き物は季節によって変わります。目に見えなかった大きさの生き物が、見える大きさに成長したり、海水温の変化に伴い個体数が増えたりと、季節の移り変わりとともに、海中の景色も変化していきます。
青の洞窟やその入り口付近で、夏では出会う機会が少ないウミウシ、グルクマ、コブシメなども、冬になると遭遇する確率が高くなります。また、冬場は観光客も少なく、周りを気にせず生き物観察に没頭できるので、ゆっくりと海中散策をしたい人はこの時季がおすすめです。
オトヒメウミウシ
グルクマの群れ
コブシメ(コウイカ)
青の洞窟での遊び方を選ぶ
費用がかかっても重視したい方 重視しないので費用を抑えたい方
ボートエントリー
潜るポイントへ向かう最中、もしくはポイントに到着してからボートの上でレクチャーを受けます。器材を抱えて階段を昇り降りする必要がないので、時間と体力を有効に使えます。
①階段の昇り降りがなく、労力が軽減できる
②時間を有効に活用できる
③開催確率が高い
こんな方におすすめ
労力を極力軽減したい
クルージング気分を満喫したい
ビーチエントリー
いきなり海に入るのではなく、足の届く浅い場所から徐々に体を慣らしていくので、シュノーケリング経験がない方や、小さなお子様でも安心です。
①浅い場所から徐々に練習していける
②歩きながら海の生物やスポットを楽しめる
③ツアーを長く楽しめる
こんな方におすすめ
浅瀬で練習してゆっくり楽しみたい
小さなお子様連れにも
カヤックエントリー
大自然を満喫しながら、青の洞窟へとカヤックを漕ぎ進めて向かいます。
※シーカヤックで行くプランはシュノーケリングのみの体験となります。
①行き帰りに大自然を満喫できる
②海の上から魚やサンゴ礁を眺められる
※シーカヤックで行くプランはシュノーケリングのみの体験となります。
こんな方におすすめ
アクティビティを同時
に2つ楽しみたい